milter manager 1.8.2
milter manager 1.8.2 がリリースされました。
Ruby1.9と一緒にmilter managerを使用している人や、大規模環境でmilter managerを 使用している人はアップデートしてください。
また、イベントループバックエンドにglibを使用しているときに、メモリリークしていた問題を修正しているので1.6.6以降でイベントループバックエンドにglibを使用している人はアップデートしてください。
変更点
1.8.0から1.8.1では、Ruby1.9 対応が向上しました。
manager.event_loop_backend と manager.n_workers は実用できるほどに安定 しました!!大規模環境での性能を向上させることができます。また、処理の重い milter を使用している場合にも性能を向上させることができます。
1.8.1から1.8.2では、二件のメモリリークを修正しています。 一件は、イベントループバックエンドにglibを使用している場合のメモリリークです。 もう一件は、子milterでヘッダを削除した場合、milter-managerがメモリリークしていた問題です。
詳しい変更点は以下を参照してください。
milter manager 1.8.0
milter managerの新しいバージョンがリリースされました!今回のリリースでマイナーバジョンが上がって新しい安定版シリーズ1.8.Xに突入です。
1.6.Xシリーズは2010-08-11にリリースした1.6.0が最初のリリースなので、ほぼ10ヶ月ぶりのマイナーバージョンアップです。1.6.Xの最後は1.6.9なので全部で10リリースです。10ヶ月で10リリースなら割といいペースではないでしょうか。また、1.4.xシリーズから1.6.xシリーズへのマイナーバージョンアップもほぼ10ヶ月なので安定したテンポで継続して開発が続いているとみてよいでしょう。
変更点
1.6.9から1.8.0への変更点にもある通り、バグフィックスがメインです。それもレアケースでのバグフィックスがメインになっています。だいぶ安定してきたと言えるでしょう。
また、1.6.Xシリーズを通してパフォーマンスの改善・Rubyバインディングの改良に取り組んできており、1.8.0は大規模環境やカスタムmilterが必要な場面でも安心して利用できます。
今後の開発
まだ具体的なプランがあるわけではないのですが、1.8.X系では他のシステムとの連携を強化していきたいと考えています。現在はmilter manager独自のWeb管理画面を提供していますが、それよりも、他によい管理システムがあればそれのプラグインとして実現したほうがより使い勝手や管理のしやすさが増すでしょう。
さらに言うと、メール関連の情報やツールなどをもっと共有してより簡単に利用できるようにしていきたいと思っています。milter managerは既存のmilterをより有効に使って、より管理のしやすいメールシステムにしようというポリシーで設計されています。それをより推し進めて、たとえmilter managerが直接は関係なくなったとしてもメールシステム全体がよりよい方向に進むのであれば、情報やツールを共有していきたいと思っています。
まとめ
milter managerの新しいバージョン1.8.0がリリースされました。1.8.0はパフォーマンス・安定性ともに1.6.0とは比べものにならないくらい信頼できるものになっています。milterを利用したメールシステムを構築する場合はmilter manager 1.8.0を使ってみてください。
また、メールシステム全体がよりよくなるために、情報やツールなどを共有していきたいと思います。milter managerはこれからもオープンな開発スタイルでそれらを共有していく予定ですので、賛同してくれる方々の協力をお待ちしています。
GitHubへ移行
milter managerのリポジトリをSourceForge.netからGitHubへ移行しました。
移行したのはリポジトリだけなので、Webサイトなどはこれまで通りhttp://milter-manager.sourceforge.net/のままです。
milter manager 1.6.4
安定版1.6シリーズの新しいバージョン1.6.4がリリースされました。このリリースから、より大規模なメールシステムでも利用できるように、パフォーマンスの改善が始まっています。
- アナウンスメール
- 変更点 (1.6.3): (パフォーマンス改善の変更の多くは1.6.3に含まれているので、そのあたりはこちらを確認してください。)
- 変更点 (1.6.4)
パフォーマンス改善のために、具体的に以下の変更が入っています。
- マルチプロセス対応
- libev対応
- writeの非同期化
「マルチプロセス対応」と「libev対応」はまだ実験的な扱いのため、デフォルトでは無効になっていますが、「writeの非同期化」は有効になっています。パフォーマンス改善に興味のある方はインストール・アップグレードしてみてください。
milter manager 1.6.0
新しい安定版シリーズとして1.6.0がリリースされました。約10ヶ月ぶりのマイナーバージョンアップです。
1.4.xではCentOS用のRPMは提供されていましたが、Yumリポジトリは提供されていませんでした。1.6.0からはYumリポジトリも提供しているのでDebian GNU/LinuxやUbuntuのように簡単にインストール・アップグレードできるようになりました。
1.6.0ではバグ修正だけではなく新機能もたくさんあります。大きなものは以下の通りです。詳細は変更点一覧を参照してください。
- Rubyによるmilter開発をサポート
- 処理速度の向上
- Munin対応
- Solaris対応(さとうふみやすさんによる)
これを機に、ますます導入が簡単になり、採用事例も増えているmilter managerを利用した迷惑メール対策システムを導入してみてはいかがでしょうか。
milter managerがベースにしている技術であるmilterについては、milter managerによる柔軟なメールフィルタリング: milterとは? - ククログ(2010-02-05)などを参考にしてください。 milterについて
milter manager 1.5.3
開発版1.5.x系最後のリリース1.5.3がリリースされました。
アナウンスメールや変更点を見てもらうとわかるとおり、1.5.2からそこそこ改良したので、1.6.0の前に1.5.3を出すことにしました。
また、Rubyでmilterを開発するためのチュートリアルも追加してあるので、Rubyでmilterを開発死体という人は試してみてください。
次は、今度こそ1.6.0がリリースされます。
milter manager 1.5.2
開発版のマイナーバージョンアップの1.5.2がリリースされました。
このリリースで動作するmilterが増えているので、もし、以前試したときは動かなかった、という人はもう一度試してみてください。
動作確認の報告があったmilterの一覧も作成したので、まずはここを見て、自分が使おうとしているmilterでの動作実績があるかを確認してください。ここに載っていないmilterでもほとんどの場合は動くと思います。もし、載っていないmilterでも動作確認ができた場合は、ぜひ、メーリングリストで教えてください。リストに追加します。
パッケージ関連では先日リリースされたばかりのUbuntu 10.4 LTS Lucid Lynxのパッケージが用意されました。その代わりUbuntu 9.10 Karmic Koaraのパッケージの提供は終了しました。Ubuntu 8.04 LTS Hardy Heron用のパッケージはもうしばらくは提供する予定です。少なくとも次期安定版の1.6.x系列の分は用意します。
まとめ
開発版の新しいリリース1.5.2について簡単に紹介しました。次期安定版1.6.0はもうそろそろリリースできそうです。
milter manager 1.4.2/1.5.0
1.4.xシリーズのバグフィックスリリース1.4.2と新しい開発版1.5.0がリリースされました。
1.4.xを使っている方は1.4.2へのアップグレードをおすすめします。
5ヶ月ぶりのリリースということもあり、1.5.0にはたくさんの新機能・改良点が含まれています。詳しくはアナウンスメールを見てください。
機能面以外では、パッケージ環境が充実してきました。
CentOS用Yumリポジトリ提供
今回からCentOS用のYumリポジトリを提供しています。CentOSでもDebian GNU/LinuxやUbuntuのようにインストールしやすくなりました。Yumリポジトリは以下のようにして利用することができます。
% sudo rpm -Uvh http://milter-manager.sourceforge.net/centos/5/milter-manager-repository-1.0.0-0.noarch.rpm % sudo yum install -y milter-manager
開発版を利用する場合は"--enablerepo=milter-manager-development"オプションをつけてください。
% sudo yum install --enablerepo=milter-manager-development -y milter-manager
Debian GNU/Linux用・Ubuntu用apt-line変更
Debian GNU/Linux用・Ubuntu用のapt-lineが変更になります。以前のapt-lineも使えますが、新しく指定する場合は以下のapt-lineを使って下さい。(URLのパスに「/stable」が追加されています。)
Debian GNU/Linux lenny用:
deb http://milter-manager.sourceforge.net/debian/stable lenny main deb-src http://milter-manager.sourceforge.net/debian/stable lenny main
Ubuntu 8.04 LTS Hardy Heron用:
deb http://milter-manager.sourceforge.net/ubuntu/stable hardy universe deb-src http://milter-manager.sourceforge.net/ubuntu/stable hardy universe
Ubuntu 9.10 Karmic Koara用:
deb http://milter-manager.sourceforge.net/ubuntu/stable karmic universe deb-src http://milter-manager.sourceforge.net/ubuntu/stable karmic universe
開発版を利用する場合は「stable」を「development」に変更してください。
まとめ
5ヶ月ぶりにmilter managerがリリースしました。pkgsrc(のwip)にも1.4.2が入るなどパッケージ環境も充実してきています。導入しやすくなったmilter managerを試してみてはいかがでしょうか。
milter manager 1.4.1
1.4.0のバグフィックスバージョンとして1.4.1がリリースされました。
1.4.1には評価モードまわりの問題が修正されているので、1.4.0で評価モードを利用している方はアップグレードをお勧めします。
また、これからインストールしようとされている方にも1.4.1をお勧めします。1.4.1からmilter managerが利用しているRuby/GLib2を同梱することにしました。Ruby/GLib2の公式パッケージがないCentOSなどではインストールがだいぶ簡単になっています。
少しずつですが、milter managerを導入している方が増えています。迷惑メールに困っている方は導入してみてはいかがでしょうか。環境にもよりますが、インストール方法に従って設定するだけで70-90%くらいの迷惑メールをカットすることができます。